レシオイメージング レシオイメージング

2波長同時レシオイメージング

はじめに:レシオイメージングって何だろう?

蛍光ライブイメージングは生きた標本の活動をリアルタイムに観察出来る実験生物学の醍醐味と言える手法です。しかし、実際にこの手法で観察してみると「標本がどんどん暗くなり安定した結果が得られない」「高速で撮影すると輝度変化が小さくて計測ノイズなのか生体現象なのか区別がつかない」など、蛍光観察の安定性やデータの解釈についてお困りになった経験が有る方も多いのではないでしょうか。

 

このページでは上記の様な蛍光ライブイメージングに対して興味・あるいは課題をお持ちの方を対象に、レシオイメージングと呼ばれる蛍光計測手法についてその特長と可能性を解説します。レシオイメージングは、1つの蛍光プローブからの2つの波長の蛍光を計測する手法です。1つの波長の蛍光観察でも済むことを、わざわざ2つの波長を用いて計測する、何だか面倒な計測だと思われる方もいるかもしれません。しかし、レシオイメージングは生命現象に由来する微小な蛍光輝度変化を、より正確に計測する上で多くのメリットを持っています。まず、このメリットを模式的な計測例を用いて説明します。 次に従来手法では捉えることが困難だった心筋細胞の膜電位変化のような高速な生命現象を2波長同時レシオイメージングのメリットを活かして捉える方法について、実測例を交えながら紹介します。

目次

製品の購入やさらに詳しい情報についてはお問い合わせください。

  • 資料請求
  • 価格
  • 納期
  • カスタマイズ
  • デモ依頼
  • サポート
  • その他

お問い合わせ

お問い合わせ内容によっては、回答にお時間をいただく場合やお答えできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。